TopPage -> OOO-18(トリプルオー18)
■OOO-18
2003年の11月に、柏の楽器屋へ出掛けた。するとそこでは、北村昌陽氏と浜田隆史
氏のミニライブが行われていた。お二方とも、WEB上ではよく目にするギタリストだが、演奏を聴くのは初めて。特に浜田氏のラグタイム・ナンバーには心を
揺さぶられた。
その晩、僕は、なかなか寝付かれず、フィンガーピッカー向けのギターがどうしても欲しくなってしまった。翌日僕は、御茶ノ水の谷口楽器へ行った。そして
このギターを買い込んだ。
KヤイリのOOO18。マーチンのOOO18とも弾き比べたが、高音域の粘っこい音色はまったく遜色ない。
マホガニーのギターを抱くのは、女の子を抱く感覚に似ている。窓際のソファーに並んで腰掛け、その腰に手を回し、さらさらとしたその髪に口づけする。僕は
このギターを弾きながら、いつも、そんな感覚に捕らわれる。
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