著者名 作品名 著者略歴 作品概要 |
ウォルター・スコット Sir Walter Scott (1771-1832) 二人の牛追い商人 The Two Drovers 英国の詩人、歴史家、小説家。 物語詩人として文名を高めたのち、もっぱら歴史小説に筆を採った。 カノンゲイト記録・第一集』(1827)から。 英国の詩人、歴史家、小説家。 物語詩人として文名を高めたのち、もっぱら歴史小説に筆を採った。 カノンゲイト記録・第一集』(1827)から。 英国の詩人、歴史家、小説家。 物語詩人として文名を高めたのち、もっぱら歴史小説に筆を採った。 カノンゲイト記録・第一集』(1827)から。 |
ワシントン・アーヴィング Washington Irving (1783-1859) リップ・ヴァン・ウィンクル Rip Van Winkle アメリカ合衆国が生んだ最初の文学者。 貿易商、外交官などの実務のかたわら筆を採った。 『スケッチ・ブック』(1819-1820)から。 |
〃 でっぷり太った紳士 ー駅馬車の物語ー The Stout Gentleman 『ブレイスブリッジ邸』(1822)から。 |
バルザック Honore de Balzac (1799-1850) ラ・グランド・ブルティッシュ La Grande Breteche フランスの小説家。 『続女性研究』(1845)から。 名医ビアンションが語る物語。 |
ホーソーン Nathaniel Hawthorne (1804-1864) 老闘士 The Gray Champion アメリカの小説家。 ボストンの税関吏をしていたが、政変で失脚。ポーの推薦で47才で文壇へ。 |
バルベイ=ドールヴィリー Jules Barbey d'Aurevilly (1808-1889) 真紅のカーテン Le Rideau Crimoisi フランスの作家。 ダンディの生活を送り、ジャーナリズムに身を投じた。 『レ・ディアボリック』(1874)から。 |
ポー Edgar Allan Poe (1809-1849) 黄金虫 The Gold-Bug 十九世紀アメリカが生んだ世界的作家。 1843年にある新聞で 100ドルを獲得した懸賞小説。 |
フローベール Gustav Flaubert (1821-1880) 純な心 Un CoeurSimple * フランスの小説家。 リアリズム小説の創始者と言われる。 1877 |
エープナー・エッシェンバッハ Marie von Ebner-Eschenbach (1830-1916) クラムバムブリ Krambambuli オーストリアの写実主義閨秀作家。 貴族の家柄に生まれ、晩年になって本格的に作家活動に踏み出した。 『村と城の物語』(1883)から。 |
ブレット・ハート Francis Bret Harte (1830-1902) ポーカー・フラットの流罪人たち The Outcasts of Poker Flat カリフォルニアを中心としてアメリカの地方主義文学を確立。アメリカ文 学のリアリズム成長に貢献した作家。 『Tails of the Argonauts and Others』から。 |
ヴィリエ・ド・リラダン Jean-Marie-Mathias- Philippe-Augustede Villiers de l'Isle-Adam (1840-89) オランプとアンリエット Les Demoiselles de Bienfilatre フランスの名門に生まれ、伯爵。 神秘家、理想主義者として赤貧の生活を送った。象徴主義の先駆者となった特異な作家。 『残酷物語』(1883)から。 原名は、「ビヤンフィラートルの姉妹」 |
ハーディ Thomas Hardy (1840-1928) 三人の男 The Three Strangers 十九世紀から二十世紀にかけての英国の代表的な小説家。 『ウェセックス物語』(1888)から。 |
ヘンリー・ジェイムズ Henry James (1843-1916) 愉快な街角 The Jolly Corner ニューヨークに生まれたが、後にイギリスに帰化した小説家。 |
アナトール・フランス Anatole Thibault France (1844-1924) ユダヤの総督 Le Procurateur de Judee 若い頃から高踏派の詩人達と交わり、博識を以って知られ、のちにアカデ ミー会員となった。 『螺鈿の筐』(1892)から。 |
スティーブンソン Robert Louis Stevenson (1850-1894) マークハイム Markheim 英国の小説家、随筆家。 『The Merry Men and Other Tales and Fables』(1887)から。 |
モーパッサン Guy de Maupassant (1850-1893) くびかざり La Parure フランスの小説家。 フローベールに師事。近代世界短編小説のスタイルを完成し、その形式を創造した。 |
〃 遺産 L'Heritage |
オクターブ・ミルボー Octave Mirbeau (1850-1917) ごくつぶし Bouches inutiles フランスの劇作家、小説家。 自然主義派の最後の作家。 『わらぶき家物語』(1886)から。 |
フランツォース Karl Emil Franzos (1848-1904) 青春 Junge Liebe 以前オーストリアとロシアの境界地であったガリシア生まれのユダヤ系小 説家。 ジャーナリストとして活動するかたわら、旅行記、小説を執筆。 1878 |
オスカー・ワイルド Oscar O'Flahertie Wills Wild (1854-1900) 幸福の王子 The Happy Prince アイルランド人。 小説、詩、童話、戯曲、評論、随筆等、すべてに才筆をふるった。 1888 |
コナン・ドイル Sir Arthur Conan Doyle (1859-1930) ブルース=パーティントン設計書 The Adventure of the Bruce-Partington Plans 英国の小説家。 開業医となったが、のち小説に専念。歴史小説、戯曲もある。 『ホームズの最後のあいさつ』(1917)から。 |
コンラッド Joseph Conrad (1859-1924) 颱風 Typhoon 本名は、Teodor Josef Konrad Nalecz Korzeniowski。南ポーランド(現ウクライナの一部)のポーランド貴族の生まれ。 船員、船長として東洋、アフリカ奥地を旅行。その後、イギリス文壇へデビュー。 1901 |
シュニッツラー Arthur Schnitzler (1862-1931) 男爵の運命 Das Schicksal des Freiherrn von Leisenbohg オーストリアの小説家。 生粋のウィーン生まれ。医者だった。 1903 |
オー・ヘンリー O. Henry (1862-1910) 有為転変 The Whirlingig of Life 本名は、William Sidney Porter。 ノースカロライナ出身。 薬局、カウボーイ、土地会社、銀行員等、職業を転々とした後、小説を書き始めた。 |
アーサー・モリスン Arthur Morrison (1863-1945) 一文なし Without Visible Means イギリスの小説家。 推理小説以外は、現在ではほとんど刊行されていない。 |
W・W・ジェイコブズ William Wymark Jacobs (1863-1943) 猿の手 The Monkey's Paw イギリスの小説家。 郵便局の局員として働きながら書き始めた。 『遊覧船の貴婦人』(1902)から。 |
ヴァイオレット・ハント Violet Hunt (1866-1942) 馬車 The Coach イギリスの女流作家、伝記作家。 画家A・W・ハントの娘。 『不安の物語集』(1910)から。 |
キプリング Rudyard Kipling (1865-1936) 王様になりたい男 The Man who would be King イギリスの小説家、詩人。 1917年にノーベル文学賞。 1882-1889はインドのジャーナリズム界で活躍。世界各地を旅行。 |
〃 神の恩寵もえられず Without Benefit of Clergy |
ピエール・ミル Pierre Mille (1864-1941) ふみにじられた雌鹿 La Biche Ecrase フランスの小説家。 アフリカ、インドシナ、英領インドなどの植民地の役人を歴任、特派員として近東を広く歩いた。これらの経験を生かし、短編小説を多く書いた。 |
トリスタン・ベルナール Tristan Bernard (1866-1947) 最後の面会 La Derniere Visite フランスの劇作家、小説家。 きわめて個性的な戯曲、小説、コントを書いた。無数の警句で知られる。 |
メアリー・オースティン Mary Hunter Austin (1868-1934) パパゴウの婚礼 Papago Wedding アメリカの女流作家、劇作家。 本名は、Stafford Austin。 アメリカインディアンの研究で知られている。 |
ルートヴィヒ・トーマ Ludwig Thoma (1867-1921) フランツおじさん Onkel Franz ドイツの小説家、劇作家。 弁護士開業のかたわら執筆。 『悪童物語』(1904)から。 |
H・G・ウェルズ Herbert George Wells (1866-1946) 塀とその扉 The Door in the Wall イギリスの小説家、文明批評家、啓蒙科学者。SF小説家として文壇に登 場した後、文明批評家として活躍。 |
スティーブン・クレーン Stephen Crane (1871-1900) 困窮の実験 An Experiment in Misery アメリカの小説家。 詩人としては現代詩の先駆者の1人。 1894年、「ニューヨーク・プレイス」紙に発表。 |
サキ Saki (1870-1916) トバーモリー Tobermory 本名Hector Hugh Munro。ビルマで生まれた。 筆名「サキ」は、ウマル・ハイヤムの四行詩からとったもの。 『クロヴィス物語』(1911)より。 |
ジャック・ロンドン Jack London (1876-1916) 焚火 To Build a Fire アメリカの作家。 本名は、ジョン・グリフィス・ロンドン。 カリフォルニアに生まれ、浮浪児、波止場人夫、下級船員、金鉱探し等、きわめて変化に富んだ人生経験をなめた。 1910 |
ドライサー Theodore Dreiser (1871-1945) ロゴーム老人とその娘テレサ Old Rogaum and His Theresa アメリカの代表的自然主義小説家。 『自由、その他』(1918)から。 |
ヴァッサーマン Jakob Wassermann (1873-1934) お守り Das Amulett ユダヤ系ドイツ作家。 ナチス台頭とともに、ドイツを放逐された。 |
ハインリヒ・マン Heinrich Mann (1871-1950) ピッポ・スパーノ Pippo Spano ドイツの小説家。 弟はトーマス・マン。ドイツ亡命作家の長老。アメリカに没した。 『笛と短剣』(1905)から。 |
ビアボーム Max Beerbohm (1872-1956) A・V・レイダー A.V.Laider 英国の小説家。他に、カルチュアリスト、評論家、パロディー作家、劇評 家として著名。 |
トルストイ Leo Tolstoy (1828-1910) イワン・イリイチの死 十九世紀最大のロシア文学者。 神わざともいうべき人生の芸術家のすばらしさにあわせて、宗教性、道徳性の高さをもって特色とする。 1886 |
レスコーフ Nikolai Semenovich Leskov (1831-1895) かもじの美術家 ー墓のうえの物語ー ロシアの小説家。 孤児の生活を送り、貧困と孤独をつぶさになめた。 |
チェーホフ Anton Chekhof (1860-1904) 百姓 ロシアの有する世界的短編作家、劇作家。 1897 |
ゴーリキー Maksim Gorikii (1868-1936) 二十六人と一人の娘 ロシア・ソヴィエト作家。 本名は、アレクセイ・マクシモヴィチ・ペシコフ。 |
プーニン Ivan Alekseevich Bunin (1870-1953) 日射病 ロシア作家。貴族出身。 1920年フランス亡命。1933年ノーベル文学賞。 1925 |
クプリーン Aleksandr Ivanovich Kuprin (1870-1938) ルィブニコフ二等大尉 士官学校を出て軍隊に勤務し、退職後、多くの職を転々とした。 1919年パリ亡命。1937年ソ連帰国。 1905 |
イレーツキイ Vassili Iretsky (1882-?) 蜜蜂 伝記に関する資料はないらしい。 1921 |
ロマーノフ Pantaleimon Romanof (1884-1938) 野ざくらの花なしに ロシア・ソヴィエト作家。 青年男女の性的モラルを扱った作品が多い。 1926 |
グロッスマン Vassili Grossman (1905-) ベルヂーチェフの町にて ロシア・ソヴィエト作家。 ドンバスで技師として働いていた。 |
ネヴェーロフ Alexander Sergeevich Neweroff (1886-1923) 飢え ー遠い道ー ロシア・ソヴィエト作家。 農民の家に生まれ、農村教師を務めていた。 1922 |
ヴェーラ・インベル Vera Mihailovna Inder (1890-) ロマンス Romance ロシア・ソヴィエトの女流作家、詩人。 |
ピリニャーク Boris Andreevich Pilinyak (1894-?) 手についた土 『消されない日の話』(1925)は発売禁止、『マホガニー』 (1929)も出版後、問題に。 |
バーベリ Isaak Emmanuilovich Babeli (1894-1941) 手紙 ロシア・ソヴィエト作家。 オデッサの裕福なユダヤ人の家に生まれ、1920年には軍隊に勤務。 |
イワーノフ Vsevolod Ivanov (1895-) 乳のみ子 ソヴィエト作家。 シベリアで国内戦に参加。 |
ペスコフ Georgy Peskov 生没年不明 顧客 The Customer 不明。 |
カターエフ Valentin Petrovich Kataev (1897-) ナイフ The Knives ロシア・ソヴィエト作家。 |
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal (1874-1929) 騎兵隊物語 Reitergeschichte オーストリアの20世紀の代表的な詩人。 古典劇の改作、オペラの創作等も。 1898 |
シャーウッド・アンダスン Sharwood Anderson (1876-1941) 種子 Seeds アメリカの小説家。 フロイトの性の精神分析に大きな影響を受けた。 『卵の勝利』(1921)から。 |
〃 別の女 The Other Woman 『卵の勝利』(1921)から。 |
トーマス・マン Thomas Mann (1875-1955) 若き日の悲しみ Unordnung und Fruhes Leid 20世紀最大のドイツ小説家。 第2次大戦中はアメリカ亡命。 1925年に文学雑誌『新展望』に発表されたもの。 |
E・M・フォースター Edward Morgan Forster (1979-) アビー夫妻の苦労 Mr. and Mrs. Abbey's Difficulties 英国小説家。 |
シュテファン・ツヴァイク Stefan Zweig (1881-1942) 目に見えないコレクション Die unsichtbare Sammlung オーストリアの作家。ユダヤ人。 1934年以降亡命。ブラジルで自殺。 世界の知識人と交友し、各国の文化的な交流に資した。 |
ウッドハウス Pelham Grenville Wodehouse (1881-1975) フレッド叔父 Uncle Fred flits by イギリスのユーモア小説の第一人者。 銀行に勤めるかたわら、随筆を書き始めた。イギリス国中、ウッドハウスの本の無いクラブはないと言われるくらい、紳士階級に愛読されている。 『スパッツをはいた若者』(1931)から。 |
レーオンハルト・フランク Leonhard Frank (1882-) 最後の瞬間 Im letzten Wagen ドイツの小説家。 自転車工、ペンキ工、工場労働者などの経歴を持つ。 スイス、フランスを経て、アメリカに亡命。 1925 原題は『最後部の客車で』 |
ジェイムズ・ジョイス James Joyce (1882-1941) 相似 Counterparts アイルランドの詩人、作家。 20世紀に最も多くの問題を残した作家。 『ダブリン市民』(1914)の中の一編。 |
D・H・ロレンス David Hervert Lawrence (1885-1930) 菊の匂い Odour of Chrysanthemums 20世紀英文学の代表的作家の一人。 中短編、詩、評論、随筆等も多い。 多くの年月を国外に過ごした。 |
リング・ラードナー Ring Lardner (1885-1933) 散髪 Haircut アメリカの作家。 スポーツ記者を経て、短編作家に。 「ラードナーのリングリッシュ」と呼ばれる俗語交じりのスタイル。 1925 |
〃 チャンピオン Champion |
アレクサンドル・アルヌー Paul-Alexandre Arnoux (1884-) ちゃんころ The Chink フランスの小説家、劇作家。 アカデミー・ゴンクール会員。 『種々の結果』(1925)より。 |
アルノルト・ツヴァイク Arnold Zweig (1887-) 実いまだ熟れず Ein Bileam ドイツの小説家。 1984年にパレスチナから東ベルリンに戻り、文芸協会会長となるなど、東ドイツ文学界の重鎮。 |
エドナ・ファーバー Edna Ferber (1887-) ミニック老人 Old Man Minick アメリカの小説家。 家族の生計を支えるため、報道記者となり、後に作家に。 『ソー・ビック』(1925)でピュリッツア賞。 『ジゴロ』(1922)より。 |
ブルーノー・フランク Bruno Frank (1887-1945) きんおさ虫 Der Goldene ドイツの作家。 抒情詩人として出発し、後に戯曲や小説にも傑作を残す。 アメリカに亡命。 1925 |
ポール・モーラン Paul Morand (1889-) カタローニャの夜 La Nuit Catalogne フランスの小説家。 仏国外交官として、ヨーロッパのあらゆる首府に在勤。 『夜ひらく』(1922)より。 |
コンラッド・エイケン Conrad Potter Aiken (1889-) 音もなく降る雪、秘密の雪 Silent Snow, Secret Snow アメリカの作家。 T・S・エリオットをはじめ、幾多の俊秀を輩出したハーバード1911年クラスの一人。 『詩集』(1929)で、ピュリッツア賞。小説家としてより詩人として評価される。 |
ラクルテル Jacques de Lacretelle (1888-) うららかな日 La Belle Journee フランスの小説家。 『かくされた魂』(1928)より。 |
ブルンク Hans Friedrich Blunck (1883-) 農場の出来事 On the Farm ドイツの作家。 多産な物語作家で、数々の長編小説を書き、童話、物語詩にもすぐれた腕をみせた。 晩年は田舎の地主として田園生活。 |
ヘミングウェイ Ernest Hemingway (1898-1961) 殺し屋 The Killers アメリカの小説家。 ハードボイルド派の代表的な作家。1954年ノーベル文学賞。 『男だけの世界』(1927)より。 |
マンスフィールド Katherine Mansfield (1888-1923) 見知らぬ人 The Stranger イギリスの女流作家。 評論家ジョン・ミドルトン・マレーと結婚。 英文学史上、特異な作家。 |
ルイ・ペルゴー Louis Pergaud (1882-1915) グーピの悲劇 La tragique aventure de Goupil フランスの小説家。 田舎の教員をしていたが、動物小説で名を成し、1910年ゴンクール賞。動物小説ばかり書いた。永井荷風が愛読。 『狐から鵲まで』(1910)より。 |
フランツ・ヴェルフェル Franz Werfel (1890-1945) 悲しみの家 Das Trauerhaus プラハに生まれ、ヴィーンに定住。のちに亡命し、アメリカに没した。 『ある人間の秘密』(1927)より。 |
ルース・サコー Ruth Suckow (1892-) 人生の門出 A Start in Life アメリカの女流作家。 いわゆるリジョナリストの一人。 『アイオワ物語』(1926)より。 |
ステラ・ベンソン Stella Benson (1892-1933) 無人島に生きる The Deset Islander イギリスの女流作家。 長短編の他に、旅行記、詩集。 |
ウィンズロー Thyra Samter Winslow (1893-) オーファント・アニー Orphant Annie アメリカの女流作家。 1920年代には写実的な短編で人気を博したが今ではほとんど忘れられてしまった。 |
オールダス・ハックスレー Aldous Leonard Huxley (1894-) 昼食と尼僧の話 Nuns at Luncheon イギリスの小説家、評論家、詩人。 科学者トマス・ヘンリ・ハックスレーの孫。 博学な主知主義作家。 |
フィッツジェラルド Francis Scott Fitzgerald (1896-1940) 金持ちの青年 The Rich Boy アメリカの小説家。 「失われた世代」の典型的作家。 『すべて悲しき若者たち』(1926)より。 |
ストロング Leonard Alfred George Strong (1896-) 宿題 The Imposition イギリスの詩人、小説家。 アイルランドとの関係も深い。1933年以降、BBCの仕事もしていた。 |
フォークナー Willam Faulkner (1897-) 急転回 Turn About アメリカの作家。 南部の歴史的推移を重厚な筆致で描き出した。 1949年ノーベル文学賞。 1934 |
ケッセル Joseph Kessel (1898-) 人形 La Poupee フランスの小説家。 報道記者としても活躍。 『赤い草原』(1922)より。 |
ボゥエン Elizabeth Bowen (1899-) 追いつめられて Reduced マンスフィールド、ウルフに続く、イギリスの女流作家の第一人者。 『このバラを見よ』(1941)より。 |
K・アン・ポーター Katherine Anne Porter (1894-) マリア・コンセプシオン Maria Concepcion アメリカの女流作家。 作品数はきわめて少ない。 『花ひらくユダの木、その他』(1930)より。 |
ドロシー・パーカー Doroty Parker (1893-) 大柄なブロンド美人 Big Blonde ユダヤ系のアメリカの女流作家。 劇、文学批評を書いていた。詩集も出している。 『生けるものへの挽歌』はオー・ヘンリー賞。 『生けるものへの挽歌』(1930)より。 |
ルイス・ポール Louis Paul (1901-) ジェドウィックもう大丈夫だ No More Trouble for Jedwick アメリカの小説家。 経験は教育にまさると学校を中退し、移民学校教師、波止場人足、兵隊、エキストラ、水夫などをしながら本を読んだ。 |
ビーチクロフト Thomas Owen Beachcroft (1902-) やるんなら用心しろ If You Can't Be Good, Be Coutious イギリスの作家。 BBCの海外宣伝部長でもあった。 『ときどきは破滅』(1936)より。 |
ネミロフスキイ Irene Nemirowsky (1905-1944) 舞踏会 Le Bal キエフ生まれ、亡命ロシア女流作家。 パリに育った。早くからチェーホフの影響を受けた。 1928 |
コールドウェル Erskine Preston Coldwell (1903-) のぼる朝日にひざまずけ Kneel to the Rising Sun アメリカの小説家。 大学を中退、新聞記者等、数々の職業に従事。 『のぼる朝日にひざまずけ』(1935) |
C・イシャウッド Christopher Isherwood (1904-) ノヴァック家の人々 The Novaks イギリスの小説家。 「新文学」派の一人として登場。アメリカに住み、映画のシナリオなども書く。紀行文学を得意とする。 |
ケイ・ボイル Kay Boyle (1903-) 回復期 Convalescence アメリカの女流作家。 若いころにヨーロッパに渡り、フランス、ドイツに暮らした。 『ウィーンの白い馬』(1935)より。 |
H・E・ベイツ H.E.Bates (1905-) 休憩所 The Station 著名なイギリスの短編作家。 |
エルンスト・グレーザー Ernst Glaeser (1902-) さくらんぼ祭 Das Kirschenfest ドイツの小説家。 長編小説で著名。一時スイスに亡命。 『うつろわぬもの』(1936)より。 |
プレンティス Frances W. Prentice (1894-) オクラホマ人種騒動 Oklahoma Race Riot アメリカの小説家。 伝記のくわしいことは不明。 『合衆国の生活』より。 |