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■マット・ホフマン『The Ride Of My Life』のこと
(Mat Hoffman, The Ride Of My Life, 2002)
憧れのマット・ホフマンの半生を記録した自伝。フリースタイルBMXのファンは絶対読むべし。
学生の頃にバイト代をためて、名古屋のカトーサイクルでGTのフリースタイル・ツアーというバイクを買った。その時、店のおじさんが、マット・ホフマンのビデオ『Head First』を貸してくれたのだ!このビデオに受けた衝撃といったら!しかし、どんなに憧れても、僕にはランプであんなにジャンプする勇気はなく、フラットランドの簡単なトリックで満足するしかなかった。。。
『Head First』などの昔のビデオでは、マット・ホフマンはいつもフルフェイスのヘルメットをかぶって素顔を見せない。だから僕はずっと謎のライダーだと思っていた。この自伝を読んで初めて、BMXをストイックに愛し、エクストリーム・スポーツを創り出したマット・ホフマンの素顔がわかった。
昔、僕は自分の帽子に『Mat Hoffman』と勝手に書いていたのだが、友人がそれを見て、僕が外国人の帽子を盗んで使っていると思ったらしく、「盗んだ帽子を使ってんじゃねえ!」と言われたことがある。。
マット・ホフマンの愛娘、Baby Gこと、ジャンナさん(Giavanna Katherine Hoffman)は、
子供の頃、KISSのジーン・シモンズの人形と、FlickTrixのパパの人形で、
戦いごっこをさせて遊んでいた、というエピソードが紹介されていて、微笑ましい。
インスタグラム
(@giannahoffman)には最近の活躍が紹介されていました。
今ではBMXはいろいろなメディアで紹介されるようになったが、
昔は、この鎌倉書房のスポーツノートシリーズぐらいしか、情報源がなかった。
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