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■ブルースの本


JohnHammondOnRecord

ジョン・ハモンド自伝(John Hammond On Record)

1977、ジョン・ハモンド(John Hammond)(1910〜1987)

ジャズの黎明期の業界裏話、といった内容。
ジョン・ハモンドの語りは明るくて、ブルースやジャズの暗さを感じさせない。

TheLandWhereTheBluesBegan

ブルースの生まれた土地(The Land Where The Blues Began)

1993、アラン・ローマックス(Alan Lomax)(1915〜2002)

アラン・ローマックスによる回想録。
ウィリー・ブラウンという男と酒を飲みに行く描写があるが、かの伝説のウィリー・ブラウンだろうか。ビック・ビル・ブルーンジーとメンフィス・スリムを自 宅に泊めてやって、ブルースについて語り合う描写なども。アラン・ローマックスは、本当に凄いな。

RhythmAndTheBlues

ジェリー・ウェクスラー自伝(Rhythm And The Blues)

1993、ジェリー・ウェクスラー(Jerry Wexler)(1917〜2008)

ジェリー・ウェクスラーの容貌から、天才肌の奇妙なお爺さんというイメージだったが、この本を読んで印象が変わった。音楽への愛情もさることながら、ビジ ネスとして仕事にのめりこみ、競合するレーベルとの熾烈な争いに奮闘する様子が、包み隠さず語られていて、ジェリー・ウェクスラーを身近な存在と感じるよ うになった。

BluesPeople

ブルース・ピープル(Blues People)

1963、リロイ・ジョーンズ(Leroi Jones)(1934〜)

ブルースを近代アメリカ史の観点で語った評論。
ブルースの変化を追い、(この本が書かれた60年代の段階では)クール・ジャズを、一番新しい形だと結論付けている。

GiantsOfJazz.JPG

ジャイアンツ・オブ・ジャズ(Giants of Jazz)

1957、スタッズ・ターケル(Studs Terkel)

スタッズ・ターケルが得意とする、インタビューに基づくノンフィクション。 「ジャイアンツ」と呼ばれる偉大なミュージシャン達の才能もさることながら、 この時代に生きた人々のつながりの中で、ジャズという音楽と、 それを演奏するミュージシャンが成長していく様子を、生き生きと描き出している。



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